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鼻歌で絵の具を(2歳5ヶ月)

2017.12.25 ゆっくりゆっくり大きくなぁれブログ

2017年2月

あ!また鼻歌。

鼻歌を歌っているときは大抵何か気分のいいことをしていて、大抵私が困ることをしています。

ハッとして見たら、遅かった(笑)

左手には、姉の絵の具。しかも、フタは開いている。

覚悟を決めて見てみると、にゅるにゅるにゅる〜って、折り紙の上に絵の具を大胆に出しました。

そうしたら、折り紙をもう一枚重ねてスリスリ。

それから、ぴらっとはがして、「おぉー」とでも言いたげに目を大きくして見ています。

もう一度、にゅるにゅるにゅる。
そして折り紙をまた重ねて、ぴらっと。

これを、何度も、何度も。
で、ひとこと!

「わんわん!!!」

あ、ほんとだ。
口を大きく開けた犬に見えるではありませんか。

その後も、大胆に絵の具を出していましたが、とうとうチューブから絵の具が出なくなって、ギョエーっと泣いたのは、言うまでもありません。

(川辺)

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鼻唄は、悪魔のメロディー。惨澹たる現状と繰り返し遭遇しても、何故か忘れてしまう。教訓は生かされない。

 

子どもが何かに没頭しているときは空気が変わる。少なくとも、親のところへは来ない。そのことにより、自由になり親もまた何かに没頭してしまう。

そして気づく!

あ!こういう時ってアブナイ、と。

でも、時はすでに過ぎ去っている。すべきことの大半は行われている。こんな風にね。

双方にとって至福の時を過ごしたことを胸に、ここは大人がオトナになるときなんだと思う。

そんな風に思うヒトは、また懲りずに子どもの鼻唄を心地よく遠くに聞くんだと思う。自分のことに没頭したくて。

(宮里)