皆さんにお薦めしたい一冊をご紹介します。
「忙しい保育者のための仕事術・時間術 38の鉄則」黎明書房
この本は、忙しい保育者が、日常業務を効率よくこなし、時間的余裕を生み出し、自己を高め子どもたちに力を注げるように願い作られています。
弊社研究員 川辺も、取材協力し、いくつか提案しています。
ページをめくると、「楽々時間術」「楽々記録術」をはじめとして様々な術が載っており、更には、「保育力」「人間力」アップの術までも・・・。
読み進めながら思い出したことがあります。
以前、職場に新しいゴムボールが届いた時のこと。空気入れでふくらませてから使うタイプだったので、私は「ヤレヤレ。時間ができたら(残業して)空気を入れとこう。ふ〜(ため息)」と思いました。
しかし、同僚の保育士は、翌日の午前、
子ども達の前にぺちゃんこボールを並べ、ニコニコとこう言ったのです。
「みんな〜!新しいボールが沢山届いたよ。でも、ぺちゃんこなの。どうしたらいいと思う?!」
そうきたか! と目からウロコの私。
その後の展開は、たぶん皆さんの想像通り。(当時、アクティブラーニングという言葉はあまり聞かなかったけれど、まさにそれ!)
私達保育士には、サービス精神旺盛なタイプが多いらしい。だから、保育もがんばる!雑務もがんばる!書類もがんばる!子育て支援も忘れない!で、自分の時間を削ってる人も多いのでは…?
あれもこれもやらなきゃ〜と思うけど、時間は限られており、課題は山積み。
この本から得た術を活かし、私達の保育ライフをもっと楽しくしていきませんか!
(高城)