かつて東京タワーだったナノブロック。
ある時、壊れてしまってから、直すのが面倒になって袋にざっくりと入れてしまっておいたもの。
それを、朝の忙しい時間に、和がひきだしから見つけ出してしまいました。
細かくて危なっかしいけれど、本人は実に慎重に、丁寧に作業をしています。
えーっと……保育園に行くんですけれど、終わりにしてもいいですかー?
(川辺)
何かを見つけて興味津々、という時の和くんの顔は、顔中が目になっている。というか、目が襲いかかるような感じがする。カタツムリを見る目とか。
一方、見つけてしまったナノブロックに集中している顔は、全く違う。口がこんな感じになって、目はナノブロックに吸い込まれている。
どちらが厄介かというと、
つまり保育園に行かなければならない!もう時間がない!
というシチュエーションで、
どちらが厄介かというと、
私は断然こっちだと思う。
だって、深い深い集中があるものね。
私たちは、これに弱いでしょ!
(宮里)