小さい2人。近所でちょうど同じ時期に生まれたお友だちです。
和にとって、時に敵対する気持ちになったり、時に助けたくなったり、時に真似て一緒に踊りたくなったりする、とても大切なおともだちです。
日課になっているヤマボウシ摘み。
彼も真似をして取ろうとしたのですが、うまく取れません。
それを見て、和は彼の分を取り、手渡しました。
2人同じようにヤマボウシを握り、同じ方向を向いて座り。
会話をするわけでもないのだけれど、「おんなじ」がうれしい時間でした。
(川辺)
「ふたりはともだち」(Frog and Toad Are Friends)っていう絵本がある。
仲よしのがまくんとかえるくんが主人公の話。
この本は人気が出て続編が刊行されていく。
「ふたりはいっしょ」(Frog and Toad Are Together)
「ふたりはいつも」(Frog and Toad All Year)
「ふたりはきょうも」(Days with Frog and Toad)と続く。
題名を見ていて気づいた。
ともだち⇒いっしょ⇒いつも(1年中)と進んで、「きょうも」となった。
ともだちの原点は、「きょう」の積み重ね。
同じヤマボウシを手に持って座っている「きょう」が積み重なって「ともだち」になる。
(宮里)