2018年7月
「かず、誰にも勝てなかった。ビューンって速かったんだー。ビックリした!かず、すごく速かった!」
多分、「誰にも勝てなかった」というのは「誰にも負けなかった」ということだと思いますが……。
保育園で、みんなで走る、というのをしたら、自分がびっくりするほど速かったみたいです!先生がびっくりしていたのも、嬉しかったようです。
家に着いたら、その走りっぷりを披露してくれました。
(川辺)
「勝てなかった!」という報告を、「負けなかった」という意味だろう、と受けとるお母さん。
目を輝かせて言っている言葉の勢いや体から発せられるエネルギーから、母は、「勝てない」という言葉を「負けない」と聞く。
子どもといると、こんな風に、ちょうど反対の意味で言葉を使う 場面に出会うことがある。
それは言い間違いなのかな? どうなんだろう?
勝つと負けるは、競い合う状況を表す言葉。だから、真逆なんだけれど、友達なのかもしれないね!
(宮里)