ままごとのお皿をのぞいてみたら、きっと不思議な感じがしたのでしょう。うれしくて、顔にくっつけながら、部屋中を歩き回っています。
大好きなぬいぐるみも、違う色に見えたら、これまたうれしくて、「わー」と声を出して喜んでいました。
私にも、やってみてほしいようで、私の目の前にお皿を突き出してきました。
驚いたこと、うれしいこと、発見したこと、教えてくれているんだろうな。
(川辺)
これは、大発見!
見える世界が変わったね。
世界に色がつくと、どうしてこんなに違って見えるんだろう。
和くんは、それを一つ一つ確かめていく。
自分の大事なものを見て、喜んでいる。
自分が見つけた「驚きの世界」を見て!と、お母さんに伝えてくる。
発見は、そんな風に、一緒に喜んだり驚いたりしてくれる人がいて、輝きを増す。
自分の発見を一緒に驚いてくれた喜びはきっと心の中に深く残って、次なる発見の原動力となる。
和くんは、本当に幸せだと思う。
(宮里)