2019年3月
「ぼくがしたくするから!」
そう言って、保育園の帰りに全ての支度を1人で全部したのは、初めてのことです。
もうすぐ年長組の人たちが小学校に行くこと、
そうしたら自分たちは年中組に進級すること、
そのことがなんとなくわかってきたようです。
去年の今頃は、乳児園を卒園前に、何も分かっていなかったことを思うと、言葉での理解がかなりできるようになり、見通しがたつようになってきたと感じます。
そして、自分のことは自分でした方がいい、という気持ちも出てきたようで、時々自分ですることも増えてきました。
なんでもかんでも、「お母さんがやって」という和。
いつやるようになるのかしら、甘いお母さんだと思われるんじゃないかしら、自分でやってくれるようになってほしい、と思わなかったわけではありません。
そんな気持ちとの葛藤だらけの毎日でしたが……、ちゃんと自分でやりたくなる時がくるものですね。
(川辺)
人の成長は、行きつ戻りつだから、そんなにジーンとしなくて大丈夫!
きっとまた、「全部やって!」と甘える日が来るからね。
でも、いざとなったらやれます!という自信と信頼は大きい。
「いざというとき」という切符を使うのは、いつ、だれのために?
多分、それは思いがけない時に訪れると思う。
(宮里)