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第6回セミナー「音から広がるこどもの世界」(講師:吉永早苗)

2023.11.01 お知らせ保育のデザイン保育のスキルアップブログ保育の質の向上

保育のデザイン研究所は8月に開設した「日比谷研修センター」にて様々な分野の先生をお迎えし、セミナーを開催しております。

第6回目は吉永早苗先生(東京家政学院大学 副学長)によるセミナーです。

以下、セミナー概要です。

ー*ー*ー*ー

「蝉の音はうるさかったけど、この音は耳が気持ちよくなった。」
これは、風鈴の音に耳を澄ませた5歳児の言葉です。
子どもは、生活や遊びのなかで、身の回りの人の声やモノの音、
あるいは自分がつくり出す音をしっかりと感受しています。
そのインプットは、遊びのなかの表現につながり、その表現が人をつなぎ、
モノをつなぎ、表現をつくり・つくりかえているのです。
音楽表現においても、こうした彼らの感性は、保育者の
ちょっとした声がけに刺激され、感受が深まり表現に工夫が生まれます。

子どもの感性と表現の世界を「音」を切り口として一緒に考えてみませんか?
きっと、さまざまなアイディアが思い浮かび、
音楽表現遊びの幅が広がることと思います。

ー*ー*ー*ー

《日時》2023年12月2日(土) 14:00~16:00(開場13:30~)

《参加費用》
3,300円(税込)※クレジットカード払い・口座振り込み

《会場》
東京都千代田区有楽町1丁目2番2号 東宝日比谷ビル 6階 日比谷研修センター

《お申込み方法》
下記URLよりお申込みください(画像をクリックしても可)※外部サイト
https://select-type.com/ev/?ev=jdopATiRwEk

《講師プロフィール》
岡山県出身
岡山大学教育学部中学校教員養成課程音楽教育専攻、
岡山大学大学院教育学研究科音楽教育専攻、
白梅学園大学大学院子ども学研究科博士課程修了。

修士課程修了後すぐに、ノートルダム清心女子大学家政学部児童学科に助手として採用され、
講師、助教授、准教授、教授、大学院教授を経て、2016年4月より岡山県立大学保健福祉学部
保健福祉学科子ども学専攻教授・同大学院教授ののち、2018年4月より東京家政学院大学
現代生活学部児童学科教授。2021年より副学長。

単著
『子どもの音感受の世界―心の耳を育む音感受教育による保育内容「表現」の探究』萌文書林 2016、『音からひろがる子どもの世界』ぎょうせい 2021

共著
『共感覚から見えるものーアートと科学を彩る五感の世界』勉誠出版 2016、
『保育内容 表現』光生館 2018
『事例で学ぶ保育内容 領域 表現』萌文書林 2018
『保育内容「表現」』ミネルヴァ書房 2019
『10の姿プラス5・実践解説書』ひかりのくに 2018
『保育士キャリアアップ研修テキスト 保育実践』 中央法規 2019
『保育専門職と保育実践ー保育実習/保育内容の理解と実践』 全国社会福祉協議会 2019
『子どもの活動が広がる・深まる 保育内容「表現」』 中央法規 2022など

論文
『大学生による「一週間の音日記」 : 保育・小学校教諭を目指す学生の「聴くこと」に対する意識を高める試み』音楽学習研究 2012
『育児における「語り掛け」、「歌いかけ」の大切さ-養育者・保育者と乳幼児間の音声相互作用の視点から-』思春期青年期精神医学2012
『領域「表現」における「専門的事項」の教授内容の検討―教科書目次及びシラバスのテキストマイニングをもとにー』乳幼児教育・保育者養成研究 2020
『領域「表現」における「専門的事項」の教授内容検討II -7つのキーワード及び教授・学習・成長パラダイムの視点から』乳幼児教育・保育者養成研究 2022等

過去、ピアノリサイタルや合唱等の伴奏、合唱指揮、「音楽から聴こえる物語、物語から聴こえる音楽」をテーマとした『音の絵本』の新作発表のピアニスト等も経験。

また、大学設置分科会専門委員、日本高等教育評価機構評価員、日本学術振興会科学研究費助成事業の審査員、高校の学校評議員、教科等一貫教育セミナー助言者(岡山市)、岡山市公私立保育園第2ブロック保育研究助言者、免許更新講習、キャリアアップ研修、講演や園内研修の講師等を務める。

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