幼稚園教育要領では、これまで第3章に置かれていた「配慮事項」が第1章総則の「基本事項」となりました。
また、「ねらい」はこれまで「生きる力の基礎となる心情・意欲・態度」として示されていましたが、新しいものでは、幼児教育で育みたい「資質・能力を幼児の姿から捉えたもの」と示しています。これは、幼児期に育みたい資質・能力がこれまでの心情・意欲・態度とかけ離れたものではないことを示しています。
さらに、総則に新設された「幼児理解に基づいた評価の実施」は、これまで「幼稚園教育要領解説」や「幼稚園教育指導資料・幼児理解と評価」などに記述されていたものすが、改めて総則の基本事項の中に置かれました。(相馬靖明)
https://drive.google.com/file/d/0B1cVixkt-ZqHSlpQNElyeERFd2s/view