昔、お姉ちゃんが小さかった頃にままごとに使っていたチェーリング。バラバラにならないように長くつなげたり、ぎっしりとつなげたり。それが最近、和が、ばしゃっとひっくり返すのに、ちょうどいいおもちゃになっている。
そのうちの一つを、手に持って、ぎゅぎゅぎゅっと指を滑り込ませた。奥へ奥へと指が入っていく。気持ちいいのかな、不思議なのかな。スポッと指を抜いては、またぎゅぎゅぎゅっ。
用意した目的とは違ったところで、こんな楽しみ方をしてくれるとは。チェーリング、奥が深い(笑)
(川辺)
チェーンリングって、いつからあるんだろう? 私が子どもの頃に、すでにあった。 ジャラジャラさせたり、首飾りみたいにして遊んだことを覚えている。 子どもの頃の私は、これを川辺さんが呼んでいるように「チェーリング」って呼んでいた気がする。
大学生の娘に何って呼んでた?と聞いてみた。 少し考えて、笑いながら「なんか」って呼んでたという答えが返ってきた。 「名前を知るほどでもなかった」という説明があった。 そうして彼女は、たいていの物を「なんか」と呼んで済ませていたらしい。 さて、私の園でもチェーンリングは大活躍。ジャラジャラ感がいいようだ。 透明の容器に、入れたり出したりして遊んでいる。
(宮里)