保育のデザイン

『ぐうたラボ』竣工式に行ってきました

2021.07.24 保育トレンド保育のスキルアップお知らせネットワーク掲示板ブログ

八ヶ岳南麓の地にあるぐうたら村に、「ぐうたラボ」という研修施設ができました。
※ぐうたら村についてはこちら→https://gutara-v.net/

ぐうたら村では、保育者の学びの場として、これまでも様々なテーマでワークショップが行われてきましたが、より広く保育者や子どもの育ちに興味がある方々のために開かれる研修スペースをつくろうということで、建設プロジェクトが進められてきました。

設計は世界的に活躍されている藤森照信さん。
人の手で作るということにこだわられた藤森さん。
時折訪問され、ぐうたら村という地を肌で感じ、保育の場へ思いを馳せてイメージしながら、内装を考えられたそうです。


(左:ぐうたら村村長 汐見稔幸先生  右:建築家 藤森照信さん)

実際に作業されるのは、管理人の小西貴士さんご夫婦やこのプロジェクトに賛同された地域の業者の方、またボランティアの方々が中心でした。藤森さんの構想を基に、皆で試行錯誤しながら作られてきたという内装は、手作りのぬくもりを感じる大変あたたかいものです。
5月に私も一度だけお手伝いに伺いました。本棚を組み立てた後、丁寧に蜜蝋を隅々まで塗っていきました。


(和は、2階へ上がる梯子にやすりをかける作業をほんの少し手伝いました)

実際に完成した「ぐうたラボ」を見て、どれほど地道で膨大な作業を積み重ねられたのか想像し、大変感動しました。
徹底的に手作りされたこの場に身を置くと、保育という営みと重なります。
生きること、感じること、心が動き、体が動くこと、人とのつながりを通して、きっと多くの保育への学びにつながることと思います。

保育のデザイン研究所では、汐見先生をはじめとするぐうたら村の皆さんの思いに賛同し、「ぐうたラボ」を活用させていただき、新たな研修の分野を広げていきたいと構想しています。

具体的になりましたら、お知らせいたしますので、どうぞ楽しみにしていてください。

竣工式の様子はぐうたら村のブログにて→https://gutara-v.net/blog

(川辺)

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