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ホームブログ【セミナー開催報告】教育・保育施設等事故報告書様式の理解とヒヤリハットを活用する仕組みづくり      ~C-SHEL 分析を通して施設内の事故を防ぐ~

【セミナー開催報告】教育・保育施設等事故報告書様式の理解とヒヤリハットを活用する仕組みづくり      ~C-SHEL 分析を通して施設内の事故を防ぐ~

2025.02.12 ブログ

遠藤先生は終始、受講者目線ではっきりとわかりやすく語ってくださいました。
まずヒヤリハットについての解説と、それを脅威評価することにより改善につなげていく
ことを学びました。
ひとつの事例(子どもを園外で見失ってしまったケース)を基に脅威評価をするワークで
は二人一組になって語り合いました。
(脅威評価とは、保育園での生活、子どもたちの健康や安全等に悪影響を与える原因や要
因を、その発生頻度と損害の程度から数値化することを指します)
実際に置き去り事故が発生した事例についてその背景には様々な要因が隠れていること、また、事故が起きた複数の原因をヒューマンエラーの種類と関連付け、根本にどんな問題があるかを解説頂きました。
園で事故報告書を書く際、状況説明や原因、改善策をどう書いたらよいか、改善につなげ
るために押さえるべきポイントについても丁寧に説明してくださいました。
グループワークでは、「ヒヤリハットについて」「事故報告書について」それぞれの園で
どう活用しているか、どう書いているか、悩み事なども含め、共有し語り合いました。
それぞれの園の取組みを語り合うことで、新しい発見が生まれたことと思います。

後半はSHEL分析を保育現場にどう活かすかについてお話しいただきました。これは子ど
もを中心に考え、多角的に事故の検証を行うものです。
個人ワークでSHELモデルを実際に使って書き入れ、それをペアで共有し、実践的に使う
ための話し合いをしました。

受講者交流タイムは各グループで話がはずむ中、先生が周って質問等に答えてくださいま
した。今回のセミナーは一方向で学ぶだけではなく、違う園の方々が交流しながら共に深
く学び合う有意義な時間になったことと思います。

今後のセミナーにつきましてはこちらのページにて順次ご案内致します。
https://hoiku-design.co.jp/news/18478

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