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さつまいも掘り(4歳1か月)

2020.10.05 ゆっくりゆっくり大きくなぁれブログ
2018年11月
保育園でさつまいも掘りをしました。 和が、初めて土から掘ったさつまいもです。
みんなで引っ張ったんだよ。 土がいっぱいついていたんだよ。 さつまいもほり、たのしかったー!!
ポツリポツリ話すひと言ひと言が、その様子を想像させてくれて楽しい。
「さつまいも、食べたい!」というので、一瞬「夜ももう遅いし……」と思ったけれど、「やっぱり掘ったんだから、その日のうちでしょ!」と奮起して蒸しました!
が…… 黄金色のさつまいもを見て、「いらない」と。
芋栗かぼちゃが苦手な和。 「これ、きらいなやつだ」ということを、思い出したんでしょうね……。
大量に蒸した芋を、大好きな人たちで、ありがたくいただきました。
(川辺)
サツマイモは、掘る楽しさが一番楽しめる、最高の野菜だと思う。
サツマイモ掘りの歓声を懐かしく思い出す。
掘ったら食べたい! それを受け止められて和くん幸せ。
ところが話はそう簡単に終わらない。 ふかしあがったサツマイモを見て、「あ!嫌いなやつだった」と思いだし、究極の四文字「いらない」を言うなんて。
ヘトヘトのお母さんの、絞り出すような努力は、全く報われない!
あまりにできすぎの結末に申し訳ないけれど、笑っていたら、思い出したことがある。
こども園でのこと。シイノミを煎って食べるのがみんな大好き。ホットプレートで煎っていると、香ばしい香りに誘われて子どもたちが集まってくる。
3歳クラスのAちゃんは、私の膝という絶好の場所にスポンと収まり、シイノミの様子を見ていた。
しばらくして、シイノミが煎りあがった。ホカホカのシイノミを皿に移すと子どもたちが次々に手を伸ばす。
あっという間になくなりそうなので、Aちゃんの分を取り分けると「シイノミ、キライなの!」という返事が返ってきた。
あらあら。 シイノミのそばから離れなかったので、てっきり食べたいのかと思っていたのに、違ったんだ!と、私は驚きつつ、面白いなぁと思った。
和くんとAちゃん、ちょっと似ていると思いませんか?
調理のゴールは、おいしくいっぱい食べる!というところにあるだけじゃないんだな。
調理そのものへの興味、調理してもらっている嬉しさ、等々、いろいろあるのかもしれないですね。
(宮里)
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