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【研修講師養成塾】「本塾のまとめ」講義を行いました

2024.12.12 ブログ

11月23日(水) 保育のデザイン研究所 研修講師養成塾、2期目が最終回を迎えました

この日は塾長である無藤隆先生の講義「保育の質向上のための研修と講師の姿勢 ―幼児教育・保育の基本的考えから再考する機会を提供する―」からスタートしました。
この講義では、幼児教育・保育を考える上で誤解の多い視点である「子ども理解」や「遊び」、「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」などについて解説していただきました。講師としてその視点を考えていく上では、子どもや保育者を含む人と環境との関わりやそのプロセスを再考することが重要です。
「研修講師の姿勢としてどのような視野をもち、努力していくべきなのか」、研修で関わる現場を多角的に捉えたり研修の在り方について深く思考したりすることの大切さを学びました。
実際の自分の経験から見えてきた課題について、塾生から質問する場面もあり、より具体的な学びにつながる機会にもなりました。
講義の後には、修了証授与を、最後の締めくくりとして行いました。
塾生にとって通常業務がありながら、ボリュームのある講義とレポート提出をこなすことは大変だったと思います。この日は、達成感のあふれるような塾生の皆さんの笑顔がとても素敵でした。
本塾の講師である矢藤先生や和田先生が駆けつけてくださり、また会場にいらっしゃることができなかった講師の先生方からもコメントをいただき、みんなで祝福の会を開くことができました。
懇親会では、素晴らしい講師陣からの学び、共に時間を過ごした塾生同士の学びを喜ぶ声、そして、大きな学びとして実感しているという声なども聞かれ、有意義な時間となりました。
今年度は、養成塾1期生がサポーターとして研修に参加する機会があり、また、夏の集合研修日には同窓会が開催されたこともあり、1期生と2期生との交流の場ができ、保育を支えるネットワークが広がりました。
今後も保育のデザイン研究所はこのネットワークを広げながら、多くの現場の助けになるようなプラットフォームとなっていきたいと考えています。
来年度も、研修講師養成塾は実施予定です。
今期は参加できなかった、してみたかったけれど勇気が・・・という方もいらっしゃったかもしれません。次期のご参加をお待ちしています。

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