11月28日(土)は「ルクミー 保育をどうしよう未来会議」の最終日、往還型ドキュメンテーション研修でした。
この研修は、4回コースの有料版。
初回は、前半にICTを利用した保育所の実践の発表があり、それを受けての大豆生田先生コメントや無藤先生のお話を伺いました。
どちらも短時間でしたが、保育という仕事を多角的に捉え、改善していくために具体的に向かうところが示されました。
改善の先に大きな希望があり、くよくよ言い訳なんてしている場合じゃない、と気持ちを駆り立てられるような気がしました。
後半は、4回コースを受講する人のスタートの講座でした。
大豆生田先生から、前半の講義の一歩さらに具体的なところで、保育の質をよくしていくために、子どものどんな姿を観て捉えるのか、どのような環境や保育者の眼差しが大事なのか、そしてそれを保護者にどのように伝えることが大切なのか、お話を聞きました。
あたたかい語り口の中に、たくさんスパイスがあり、きっと参加者の方も改善へのチャレンジ精神がむくむくと湧いてきたのではないかと思います。
この研修は、往還型となっており、各自がテーマを持って研修に参加し、自園に戻って実践して、またその事例を持ち寄って語り合っていくような研修です。
実は、春から夏にかけて少人数で実施し、リモートでもいい感じの効果がみられたので、拡大して行うことになりました。
私はファシリテーター役として関わっていますが、ここに並ばせていただくには恐れ多すぎて……。
先週は一人勝手にずーっと緊張していました。
でも、実際に研修を通して、参加者の皆さまから、「やってみたい」「こんな保育を目指したい」とチャレンジしたいことについて語られることが、とてもうれしく感じました。
これからの経過を楽しみに進めていきたいと思います。
(川辺尚子)