「気になる子どもやその保護者の方への接し方を学びたい」という声を多くいただきます。幼稚園、こども園の現場で気になる子どもと向かい合い、大学院でも研究された和洋女子大学の田島先生にご自身の経験も交え、お話しいただきます。ぜひご参加ください。
<講師より>
私は保育者として障がいのある子どもやかかわりの難しい子と出会いました。最初は障がいの特性やかかわりの難しさから「気になる子」という枠組みで捉え、その子の為に良かれと借り物の知識で保育をしました。
しかしそれは「保育」ではない行為のような気がして「保育」を行うことが苦しくなり困難になりました。困難な保育の中で、ふと何気ない行為におもしろさを感じ、その子の「やりたいこと」や「願い」に耳を傾けてみることを大切にしてみました。すると借り物の知識で行うより「保育」の専門性を活かしていくことができることに気がつきます。すると「気になる子」や「自閉症スペクトラムの〇〇ちゃん」ではなくクラスの中の一員としての視点に変化していきました。
本研修では「保育」の専門性を活かした視点で気になる子どもやかかわりの難しいい子どものいる保育及び支援体制を皆様と考えていきましょう。
http://www.nihon-kodomo.jp/pdf/kininaru.pdf