8月14日(月)、保育のデザイン研究所 研修講師養成塾 第六回目の研修、夏の集中講義1日目を開催しました。
本来は待ちに待った日比谷での集合研修の予定でしたが、台風の影響で参加できない方も多く、当日の交通事情も見通せない為、苦渋の決断ではありましたが、オンライン開催に変更させていただきました。
急な変更にご対応くださり、塾生の皆様には感謝申し上げます。
本日、一日目のご報告をいたします。
午前の弊社研究員 川辺の研修は「保育に関する研修資料作成のポイント」
講師自身が研修を始めた頃の懐かしい話から始まり、資料作成のポイント(構成・見やすさ・記載内容等)をふんだんな実践例と共に話し、また作成の過程において誰かに資料を見てもらうことの大切さ(誰もいない場合は心の中のもう一人の自分!?)についても語っていました。
また、これまでの研修資料から、参考にしたいおすすめポイントや自身が作成する際に押さえておきたいポイントを整理して、翌日行う模擬講座の準備として、各々がどんなテーマで話し、そのゴールは何か(めざしたい小さな変化)について話し合い、新たな研修を構想するワークへと進みました。
お昼休みをはさんで、午後から講師は宮里暁美先生にバトンタッチ。
対面で行う予定だったワークショップを、オンライン用に内容を急遽変換して実施してくださいました。この日の午前の大雨の様子と子ども達の姿など、こども園のお話を写真と共に、先生の何とも言えない語り口で紹介されると、オンラインですが場の雰囲気はほっこり、わくわくしたものに変わっていきました。
先生が30年前に保育者として実践されていた「〈おや?〉〈は!〉カードで語り合おう」ワークにまつわるお話は大変興味深く、その中で話されたファシリテーターの役割では「ゆるやかさを持つ」という言葉がとても印象に残りました。
次のワークでは、「保育の元気につながる研修って?」というお題でそれぞれの考えを伝え合い、グループでスローガンをまとめました。朝から一緒に課題に取り組んできたメンバーが熱く語り合い、個性豊かな11グループ分のスローガンが出来上がりました。
その後、講師は再び川辺に戻り、模擬講座で話す研修の作成に各自が取り掛かりました。
「持ち時間15分の中で自己紹介から締めの言葉、研修、質疑応答まで完結させる」という条件に試行錯誤されている方が多かったようですが、お仕事、役割、研修経験の有無など多種多様な皆さんが同じグループメンバーとして、相談しあい励ましあう姿が見られ、リモートとは思えないような一体感が各チームに生まれていたように感じます。
明日の講師、和田先生も途中から飛び入り参加され、ますます明日への期待が高まる初日でした。
To be Continued !!