2019年7月
お泊まりの日の朝、和はいつもより1時間も早く目を覚ましました。
開口一番、 「今日はお泊まりだよ!!」
毎日、毎日、「あと◯日寝たらお泊まりだって」と、指折り数えていました。
毎朝、保育園には行きたくないのに、お泊まり保育は楽しみだというのが、なんだか意外。
でも、特別な何かワクワクすることがあるのだという大きな期待が膨らんでいるようでした。
お泊まりの日が近づくにつれ、話の端々に、「ぼくは、次の日の朝に帰るから」とか、「夜はいないから」とか言って、家に自分がいない時間帯があることをちゃんとイメージしているようでした。
お泊まりの前日、保育園ではお味噌汁作りのために、味噌玉を作ったそうです。
クッキングのためのエプロンは、和が大好きな恐竜柄の布を選び、ミシンが得意なお友達が作ってくれました。
平らな布がエプロンになっていたので、 「わ、ちゃんとしてるねー!!」ってびっくりしていました。 「どうなっているのかな。ぼく、自分で見れないから鏡で見てみよう」 そう言って、全身を満足そうに確認していました。
出発前に、「HちゃんとRちゃん、さびしいんだって!大きいのにねぇ」と言っていました。
ふふ、和はどうかな。
はじめてのお泊まりは、みんなで、寝て起きて朝ごはんを食べたら、9時半にお迎えです。
(川辺)
小学生のころ、明日は遠足っていう日に、なぜか体力をつけようと思って縄跳びをやり過ぎて翌日は筋肉痛。
泣く泣く遠足を欠席した。
これも小学生のころ。
ディズニーの映画を観るのが楽しみ過ぎて、事前に渡されたチケットの半券を切ってしまった!
どんなに頼んでも入れてもらえず、しょんぼり帰った。
小さい頃の私は結構空回りしていた。
でも、ある時 「ディズニーランドへの旅は、行くことが決まってその日を楽しみにするところから始まっている」ということが書いてある本を読んだことがある。
「なるほどね!」と思って、 それから、ワクワク楽しみにするのを大事にするようになった。
(宮里)