札幌へ出かけ、雪を体験しました。
和は、想像だにしなかった強烈な冷たさに大号泣。
私の肩の上まで逃げて、しばらくは降りようとしませんでした。
ようやく雪の上に座り込み、そっと手を伸ばして、キュッと掴んで、やっぱり口へ(笑)
かたい表情のまま、何度も何度も確かめていました。
(川辺)
和くんにとって雪は「はじめて」だったんだね。
びっくりして、コワくなって、その時によじ登れるヒトがいるって、本当に安心なことだね。
安心して、それから、ゆっくり確かめていくんだね。
沖縄の人が、はじめて雪が降るのを見て「シロアリみたい」と言ったという。
沖縄にはそんなにいっぱいのシロアリがいるのだろうかと、逆にそのことに驚いてしまう。
静岡で生まれて育った私は、暑すぎもせず寒すぎもしない環境で育った。
大学生になり、東京に来て、年に何回か降る雪に夢中になった。
ボタン雪が降ると、雪の降るリズムの中に自分が入りこんでしまって、
地面に吸い込まれそうな気がした。
今年も雪、降るかな?
(宮里)