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【研修講師養成塾】実際の研修を見学したふりかえりの会を行いました

2024.11.14 保育のデザイン保育のスキルアップブログ保育の質の向上

本塾で、多様な研修手法や考え方、研修の組み立て方や資料の作り方、それに研修講師の
心構え…と、とても多くのことを学習した後、実際の研修を見学していただく機会がありました。

そんな塾生の皆様が共にふりかえりを行いました。
「研修に同行・見学して気づいたことは?」
「今後の(保育者養成、教育・保育施設の人材育成など)実践に生かそうと今考えていることは?」
少人数で、お互いの考えをじっくり聴き合う時間となりました。

それぞれがそれぞれに、これまでの実践を俯瞰できたような体験や、自園の実践と聴き比べたり見比べたりして考えるきっかけなどになったとのこと。
塾生の皆様の今後の活動に、何かヒントになっていましたらスタッフ一同とても嬉しいことでございます。

この講座が終わっても学びを止めたくないという思い、共に学んだ者同士で一層深め合いたい希望なども出てきました。そのほか、お互いに現在の悩みを聞いてもらったり奮起を支え合ったりする時間にもなったように思います。
園内研修に園長先生として関わることと外部講師として関わることのそれぞれのよさと難しさについても話題になりました。

参加した塾生より「保育研修講師養成塾として研修の方法等を学ばせて頂いてきました。今回研修同行の共有をして、方法ももちろん大切だけれども、研修講師の人となりは研修の質に大きく影響していること、押し付けでは人は学べないという学びの根本的なことを改めて気づくことができました。大人も“主体的な学び”ができる研修講師になれたらと、今後も自己研鑽したいと思います。(田村佳世)」「良い保育を目指したい思いで集まった各地の園長先生方と繋がれたことが財産です。(匿名)」など、うれしいお声もいただいています。

いろいろ語り合いつつ、以前よりわかることが増えて謎がいっそう深まる。「あーだろうか、こーだろうか」と考えや気持ちが揺れる。そして、だれかと一緒ということは不安を少し小さくしてくれる。…そんな様子が感じられる学び(遊び)の時間は、大人もこどもも変わらないように感じられました。

当社では、新たなゼミやシンポジウムなど…これからもいろんな学習の機会を企画してまいります。卒塾生同士の繋がりも大切に、協同的な活動もぜひ行っていきたいですね。
こどもたちの育ちも保育も、保育にかかわる大人同士でもっともっと知的に面白がれますように。

いよいよ、まもなく本塾2024年度の最終講義、および修了式を迎えます。

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