今回は、「音を感じて楽しむ３時間―『わくわく』『ウキウキ』『ほのぼの』すてきなうたをご一緒に！」というテーマで、参加者自身が歌い、感じ、話し合い、体感するセミナーでした。
音を感じて、イメージするゲーム感覚のワークでは、自分とは違う様々な感性や表現に気付かされました。 ことば、情景、こころを歌うワークでは、「ぞうさん」や「いぬのおまわりさん」「シャボン玉」等たくさんの歌を一緒に歌いました。保育者が絵本を読むとき、その情景をイメージして読んでいますが、音楽も同じ。楽譜通りに歌うことより、その情景やこころを歌うことが大切ではないか。「歌の正解も一つではない」と話される講師の言葉は、参加者にとって、とても印象的なメッセージだったと思います。
圧巻は、全員で合唱したパートナーソング。
「証城寺の狸囃子」と「かたつむり」を一緒に歌うと、二つの曲は絡み合い、思いがけないハーモニーを生み、同時に終わるのです。そして、意外な曲もパートナーソングに！
セミナー会場が、コンサートホールになったような瞬間でした。（素晴らし過ぎます！）

保育者は子どもたちにさまざまな表現活動を体験してほしいと願いますが、同時に自分自身もその表現を楽しむことの大切さを感じられた3時間でした。
交流タイムでは、音楽表現に関する日ごろの悩みなども共有され、それに講師が丁寧に答えてくださる充実した時間となりました。

ご自分も体験したいと思われた方、まだチャンスはありますよ。次回は2025年3月1日です。皆様のご参加をお待ちしております。

今後のセミナーにつきましてはこちらのページにて順次ご案内致します。
https://hoiku-design.co.jp/news/7528