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【セミナー開催報告】食べる意欲を育てる乳児からの食育

2024.09.18 ブログ

東洋大学福祉社会デザイン学部の太田百合子先生を講師にお迎えし、乳幼児期から幼児期の発達に応じた食事環境や発達支援、食育の工夫について学びました。

ご講義の中では、離乳食初期から後期の時期の対応について、厚生労働省から公表されている「授乳・離乳の支援ガイド」を参考に、子どもの発達過程を記録したDVDを鑑賞しました。乳幼児期の子どもが食べたり、飲んだり、口を動かす姿を観察しながら先生が解説してくださり、口腔内の発達を読み取るコツを教えていただきました。保育者、栄養士の方々にとって今後の食を通した発達支援や食卓環境作り、保護者対応に活かせる内容となったことと思います。

乳幼児期のスプーンやフォーク、お箸の使い方で悩まれている方も多くいらっしゃいました。子ども一人ひとりの発達に応じたスプーンからフォークへの移行時期や箸食べの基本的な対応について先生の経験と知見から詳しくお話しいただきました。

食育については、グループワークで、各園で普段、意識して保育に取りいれている活動や食育で工夫していることを共有しました。ワークの解説では、保護者に食に関して意欲を持ってもらうための工夫や、保育活動と連動した食育などを伺いました。
乳幼児期の食育においてとても大切な内容が多く、今後の保育や保護者対応等に活かせるセミナーでした。

今後のセミナーにつきましてはこちらのページにて順次ご案内致します。
https://hoiku-design.co.jp/news/7528