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【研修講師養成塾】第4回目の講義を行いました

2024.07.30 保育のデザイン保育のスキルアップブログ保育の質の向上

7月18日(木)は第4回zoom研修『具体的な研修スキル①』でした。


大阪総合保育大学の瀧川光治先生による講義は、たくさんの実践の画像を見せていただきながらお話をうかがい、途中ではチャットを利用し受講生一人一人が考えたことを伝え合う機会もあり、たくさんの情報を浴びる時間でした。
保育環境やこどもの姿、研修で先生方が考え合いながら貼り込んだ成果物等…、こどもたちや保育者の皆さんのようすが生き生きと伝わって、これから研修講師としてどのようなことを考えていくとよいかがあたたかく伝わってくるような時間でした。

研修講師養成塾1期生のサポーター、赤石理恵子さんからのご報告をご覧ください。

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具体的な研修スキルを磨く①―子ども理解を肯定的な視点で見る園文化を構築していくための園内研修の進め方―という内容で大阪総合福祉大学 瀧川光治先生の講義が行われました。
平日の夜にも関わらず、自身の学びのために集う受講生の皆さんからは画面を通じても熱い思いが伝わってきました。誰かのための学びではなく自分自身が欲する学びへの意欲は、講義の中で取り上げていた「やってみたいが学びの芽」そのものです。正に、受講者一人ひとりの「やってみたい」をたくさん見つけることができたのではないでしょうか。
 講義内容としては、対話型園内研修や往還型園内研修の概要や実践方法を瀧川先生が行われた実例を元に進められていました。例えば、単発的な研修を数多く行うより、同じテーマで「継続」することも大事であること。写真を使った研修では、子ども理解だけでなく園の保育を振り返ったり、共通の価値観の育成に繋げたりすること。など興味深い話しがありました。研修事例はすぐにでも実践できそうな内容だったので、受講者が大きく頷きながら聞き入っている姿が印象的でした。グループ討議では活発に意見交換がされていて、あっという間に時間が過ぎ「もっと話したかった」のではないかと感じました。参加者同士の対話でさらに学びが深まり、そのことで新たな問いが生まれ、自分の気持ちや思考がグラグラ揺れる感覚を存分に味わいながらこの講座をもっと楽しんでもらいたいと思います。
 昨年この講座を受講した私は、その当時のことを思い出しながら手伝いとして参加させてもらいました。あらためてこの講座に出会い語り合う仲間がいることの豊かさを再確認する時間となりました。きっと受講者の皆さんも同じではないでしょうか。

最後に素晴らしい講義をしていただいた瀧川先生、本当にありがとうございました。
受講生の皆さん、最後まで頑張ってください!
(赤石理恵子)

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