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【講師養成塾 第6回 夏の集中講義2日目 開催しました】

2023.08.18 保育のデザイン保育のスキルアップお知らせブログon-line研修園内研修保育の質の向上

8/15(火)、集中講義の二日目、午前中は和田美香先生の研修からスタートしました。

ご自身のこれまでの歴史を語られながら、人には誰でも強みと弱みがあり、その人自身の強みを生かした等身大の研修をしていきたいという言葉は大変印象的でした。

ご自身の研修スタイルは、「保育指針・要領と保育現場の事例の間を言ったり来たりする往還型の研修」と分析され、今日の先生の研修はまさに、日頃の保育を保育指針・要領と紐付けして、どんな育ちに繋がっているか、どんな意味のあることなのかを保育現場と共有する研修だと思いました。

現場経験豊富な和田先生だからこそ、保育者の苦手な部分にも優しく目を向けられ、おだやかながらしっかりと届く語り口で、受講者をより良い方向へ導いてくださる内容でした。

又、受講者が子どもの姿をもっとよく観たい、指針も読んでみたいと思えるようなさりげない工夫も見せていただいたように思います。

お昼の休憩をはさんで、午後はいよいよ模擬講義の時間です。

それぞれのグループ内で、各自が学んだことを盛り込んだ「15分講義」を発表しました。

発表前には緊張した面持ちの方もいましたが、昨日からの強いチームワークはここでも発揮され、互いに励ましあったり、ちょっと止まってしまっても「大丈夫」と待ってくれたり…どのチームもとても良い雰囲気でした。

その後、全体の場で、数人の作品を見せていただき、説明をうかがいました。それぞれの専門とする分野をPowerPoint、グラレコ、紙芝居など様々なツールを使って表現され、時間が許せば、全員の作品を共有したいと感じました。皆さんの発表のところから、聞いてくださっていた無藤先生が「どれも素晴らしい講義で、自分が最終日に講義するのをプレッシャーに感じています」とコメントしてくださり、和やかな中で、2日間の集中講義が終わりました。

台風の影響でこのような形の開催となりましたが、受講者や講師の先生方等、皆さんのご協力のもと、無事に終了いたしました。

10月の修了書授与の日まで、ラストスパートし、より深堀した研修を行い、皆さんの学びの意欲にこたえていきたいと思います。