7月20日(土)午前の保育のデザイン研究所セミナー2024のご報告です。
テーマは『保育の原理で考える気になる子のいる保育―どの子にもうれしい保育を目指して』
講師として、田島大輔先生(和洋女子大学)にお話し頂きました。
セミナーでは乳幼児期の発達障害の特徴、現代における障害児保育の在り方、社会変化による障害児保育の概念の歴史的変換、障害児保育の在り方、障害児保育との関わり方についてお話しいただきました。
受講者一人ひとりに投げかけるような先生の話しぶりに、皆、虜になり、その後のグループワークでも、お互いに障害児保育について真剣に語り合い、回を重ねるにつれ、内容もどんどん深まっているように感じられました。
あるワークでは、乳幼児期の気になる行動がその子の個性や性格なのか、障害なのか分からないことが多く、発達障害とラベリングする問題と、発見や対処が遅れると生じる二次障害について学びました
又、動画を視聴するワークでは、実際に自分が担任保育士だったらどのような意図をもって、どのような関わりをするのかについて語り合いました。
交流タイムでは、自園での障害児保育実践の在り方や悩みについて語り合い、先生へ多くの質問が寄せられました。具体的な関わりや対応について、情報を共有し、ヒントを見つけられるような充実した時間になったように思います。
次回は、同じ内容で8月17日(土)午前に行われます。たくさんの方のご参加をお待ちしております。
8/17『保育の原理で考える気になる子のいる保育―どの子にもうれしい保育を目指して』
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