2017年11月
ご飯を作っていたら、1人嬉しそうな和の声。
何かが起きている……と思ってはいたけれど、やはりその何かは起きていました。
奥で姉は、その何かを気にすることなく、図鑑を読みふけっていました。
そして、顔を上げてひと言。
「これ、和がやったでしょー」
そりゃあ、そうでしょ!!
(川辺)
混沌と静寂が、至近距離にある。
景色にそれらが映りこみ、シュールな印象を際立たせている。
これが日常なんだね。
発散と集中、と対比させようと思ったけれど、
和くんのバラバラ事件も、一種の集中だろうと思い直した。
つまり
集中と集中。
(宮里)