2017年10月
和が、きゅうりを食べながら、「これは、みどり」。海苔も、「みどり」。
緑の発見が、嬉しそう。
食べ終わったら、部屋のあちこちを見て、「これは、みどり」「これも、みどり」と言います。
緑だけを探していくと、あちこちに緑がありました。
「これはきみどりだね。こっちは深みどりかなぁ。これは、あおみどり?」
私が、色の具合の違いを言葉にしていると、
「これは、なにみどり?」と聞くようになりましたが……、私の方が、それほど答えられませんでした。いろんな緑があるものですねー!
和が大好きな色は、「きみどり」。大好きなハヤブサの色だから、だそうです。
(川辺)
緑には、本当にたくさんの緑がある。
というか、無限にある。
早春の頃の景色を水彩絵の具で描いていた友人がそれを教えてくれた。山の緑を指で追いながら。
今私は、 電車の中。車窓から畑や林の緑が見える。こんもりとした林の深い緑。遠くの山の煙るような緑。そして夏の風にそよぐ稲の輝く若々しい緑。
和くんが「みどり!」を連呼している姿を想像しながら、私も緑を見つけています!
(宮里)