10月3日は、レポート課題がある最後の講義。(残すは、会場で集まる最終講義のみとなりました。)
この日は架空の研修の依頼に対してグループで研修計画を立案するという内容でした。
グループワークの時間が長くありました。塾生のみなさんは、架空の園の状況に思いを巡らせつつ、それぞれの経験や考えなどをじっくり伝え合い聴き合っているようでした。
最終的にはグループ毎に研修計画を考え、発表し合いました。
今回の様子はサポーター鈴木悠太さんよりレポートです。
こんにちは。研修講師養成塾1期生の鈴木です。
子どものWell-Beingを目指す方が読んでくださることを願って。
10月3日、川辺先生による研修「多様なニーズに合わせた研修を立案する」にサポーターとして参加したようすをお伝えします。
自分も以前経験したとはいえ、参加者が異なる=内容もまったくの別物。そのため、研修は終始新鮮で、特にグループワークで登場する事例はどれも刺激的でした。
また、ご参加の先生方が、設定された架空ニーズを読み解き、豊かな実践や確かな理論に基づいて研修を組み立てていく姿が頼もしかったです。
みなさんの発言をたくさんメモしましたが、すべてを紹介する紙幅はありません。ただ、誰もが保育の本質を捉えようと真剣に考え、研修立案に取り組んでいたことは確か。この研修によって、より多様で複雑な研修ニーズに対応していけるようになるでしょう。本研修のテーマが間違いなく体現されていました。
保育環境は、家庭・経済状況・国籍・障害などの観点から、ますます多様化していくと考えられます。複雑なニーズに合わせながらも子ども本位な保育を実現するための研修を立案し、また往還させていくために、本研修を含めた研修講師養成塾が貢献することは間違いありません。保育に関わる仕事に就いている方に、これほどお勧めできる学習の場はないと思います。
日本の保育の質向上を志す方、共に学びませんか。
(1期生サポーター鈴木悠太)