夏の集合研修2日目、16日は、台風7号の関東接近の中、完全オンライン(zoom)での開催となりました。
午前中の模擬講義資料作成から和田美香先生もご参加くださり、塾生の質問等に応えてくださいました。午後からの発表には、塾長の無藤隆先生、アドバイザーの矢藤誠慈郎先生、養成塾講師の古賀松香先生もご参加くださり、集合研修の最後には講師の先生方からの感想や重要な観点などをうかがいました。園の状況等によってにわかに参加が叶わなくなってしまった塾生の方もいらっしゃいました。そのため、後日なるべく多く学習内容の共有ができるように、と参加者の皆様にもさまざまご協力をいただきながらの2日目となりました。この日の講義の様子は1期生サポーター奥村みずほさんのレポートでお伝えします。
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夏の集中講義2日目は対面講座の予定でしたが、台風で急遽オンライン開催となりました。少し寂しい気もしますが、昨日は対面で実施できたため、受講生の皆様の雰囲気もリラックスされているように感じました。
本日の内容は、保育のデザイン研究所 所属の川辺先生による「資料作成について」及び「模擬講座」です。はじめは資料を用いる際の基本的なフォントや画面の構成等について、実際の資料を用いた解説から始まります。ここは、受講生にとっては実務としてかなり知りたいところ!皆さんのメモを取る姿勢や表情の真剣さが際立ちます。
資料のポイントを考えたあとは、本日の山場?資料作成タイムです! 作成時間50分間と告げられた時、一瞬画面がざわつきました。しかしそのあとはさすがです。各チーム、方針を固め、画面をオンのまま、画面も音声もオフにして…黙々と作業を進められていました。
午後は作成した資料を使って模擬講義です。発表にはプレッシャーもあったと思いますが、仲間や先生に気軽に相談できる環境の中での発表はなかなか体験できるものではありません。昨年参加した時、私もドキドキしながら、でもせっかくだから全力でやろう!と感じたことを思い出しました。
発表後の意見交換では、資料作成や話し方についてはもちろん、園運営について、社会の環境についてなど、深く(中には無籐先生ががっつり入っていらっしゃるルームもあったり!)、広くもとても活発になされていました。お互いリスペクトしあいながら、自分をブラッシュアップしていこうとされる姿がとても美しかったです。
最後に無籐先生もおっしゃっていましたが、かなり専門性の異なる先生方が集まったことで、かなり高レベルな化学反応がたくさん生まれていたように感じました。
自分が完璧に納得する研修じゃなくて良い。悩みながらで良い。という結論で締めくくられ、みんな前向きになれる濃く長く、豊かな1日でした。
奥村みずほ