2018年4月
行きの自転車の後ろで、和が、
「ねぇ、3歳でも入っていいって言ってた?」と聞きました。
「大きくなったら、大きい保育園にいく」というのを、どうやら考えていた様子。
大きくなるというのは、次は4歳だものね。なるほど……。年齢の区切りで、考えているようです。
新しい保育園へは、乳児園を通らずに行く近道があります。
すると、「あっちから行きたい」と、いつも乳児園に通っていた道を選びました。
「今日だけだから」と。
そして、乳児園の前を通りながら、「ここにはもう、行かないんだよねー!」と言い、ハッピバースデーの歌を歌い始めました。
ハッピバースデートゥーユー、ハッピバースデートゥーユー
新しい保育園の園舎は、和の大好きなキミドリ色。
新しいことへの期待にあふれ、一歩前に踏み出しました。
(川辺)
3月から4月へ。
それは、新しい始まりの時。
3月、こども園では、卒園式の練習をする度に、無理!と言って泣いていたMちゃんも、卒園式当日は笑顔があふれ、
「会いたくなったらいつでも会える!」と自分に言い聞かすようにして巣立っていった。
小学校へ行く前に、Mちゃんも、一度だけ、こども園の前を通ったのかな?
和くんみたいに、歌いながら。
子どもたちは、こうやって大きくなる!明日へと向かって駆け出していく!
(宮里)