午後は内山有子先生によるセミナーでした。日本における子どもの事故の現状の解説、そして保育施設ではどのような事故が起きやすいかを統計からお話しして頂きました。
最初のグループワークでは、
・保育士として経験した一番大きなケガ
・そのケガはどうして起きたのか
・その時にどのような対応をしたか
これらの3つについて、受講者同士がそれぞれの経験を語り合いました。
その後、事故のリスクをなくすために保育施設は組織的にどう取り組む必要があるか、様々なリスクから分析して解説をして頂きました。
先生のご経験から受講者の方々へアドバイスする場面もあり、講義を聞きながら真剣にメモを取る姿が多く見られました。
次のグループワークでは、事故や病気などの問題現象について
・変えられること
・変えたいこと
・変えられないこと
の3つについて語り合いました。語り合いの中で所属施設で行いたい対策案などが受講者から多く出ました。
こども家庭庁が公表している、「保育施設での事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドライン」をもとに、安全な環境を確保するためにどうしたらよいか、ヒヤリハットを検証することがいかに大切か、改めて学ぶ時間となりました。
受講者交流タイムでは、先生のご提案でより深く掘り下げたまとめの話し合いが行われました。
グループワークを重ねる中で、受講者間での意見交換が進み、発言の中に「自分はこう変えていきたい」というような受講者自身の思いが見えていました。
今回の内山先生のセミナーは、同じ内容で、2025年1月25日(土)9時~日比谷研修センターにて行われます。
ご都合が合わず参加できなかった方、ぜひお申込み下さい。
お申込み受付は、開催2か月前位から弊社HP・SNS等で告知致します。