9月19日(火)、保育のデザイン研究所 研修講師養成塾第八回目の研修を実施しました。
テーマは「多様なニーズに合わせた研修を立案する」
講師は前回に引き続き、保育のデザイン研究所 川辺尚子が担当しました。
今回は前回までの講義を踏まえて自分の学びを振り返り、共有するというグループワークから始まりました。その中では、今までの講義で学んだ数々のキーワードがあげられ、講師の先生方がおしみなく、研修への思いやポイント、実践例等をご紹介くださった内容が深い学びにつながっていることを実感しました。
2つ目のワークでは「こんな依頼に対して私たちならこうする!」というテーマのもと、
グループごとに具体的な立案にチャレンジしました。
研修依頼者(架空)からの内容は以下の通り
「職員の関係性に課題がある。保育がより良くなるような研修が必要だと思っている。
まだ詳細は決めていないので、相談して決めたい。」
依頼者(架空)からの聞き取り内容を共有した上で、課題を抽出し、研修の設定や対象、テーマ、回数、手段と具体的な研修の案を作成していくというものです。
その後、各グループの計画案について発表し合う時間もありました。
限られた時間の中でどのグループも研修の柱となるテーマや実際の研修内容について意見交換し、個人では思いつかない発想や視点に大きくうなずき、刺激を受けました。
多くのグループが研修実施する上で年数回を設定し、依頼者のニーズに深く寄り添い、その先にある保育の質の向上や人材育成についても継続的に関わりたいという思いが込められていると感じました。
これから受講生が実際に研修を立案するにあたり、すぐに活かせる内容が詰まった有意義な学びの時間となり、今後の情報共有も楽しみです。
次回は本塾のまとめとして本塾塾長である無藤隆先生にご講演頂きます。