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ロボットができるまで(4歳9か月)

2022.12.28 ゆっくりゆっくり大きくなぁれブログ

2019年7月

登園前の朝、ダンボールの端切れを見つけて、小躍りして作り始めたロボット。
鼻歌が聴こえているので安心して家事をしていたら、急に絶叫が聞こえてきました。

ガシャーンといろいろなものが散らばっていて、顔を真っ赤にした和がこちらを睨みつけていました!! 
こわっ!(笑)

どうやら、ダンボールの板とラップの芯がうまく付かない様子。
それもそのはず、厚さも形も違うこの2つをどう繋ぐか、これはかなりの難題です。

放置して大荒れコースか……
手伝って満足コースか……

保育園出発前の慌ただしい時間に究極の選択に迫られましたが、しばしの葛藤の末、後者を選択。

他のものを充てて補強する、ということを、超早口&ハイスピードでやって見せながら作っているうちに、形になってきて、ようやく気持ちも落ち着いてきたようです。
和は、大量に不要となったネジを持ち出してきて、「ロボットってさ、こういうのが付いているよね」  そう言って、目や鼻にして挿したら、ほんとうにロボットっぽくなりました。

うまくいかない時の絶叫や物を投げるのは、ほんとうに困るのです…。
凄まじいストレスを感じます。
でも、それを乗り越えた時に見えてくるものはおもしろい。

だから、いつも手伝って満足コースができればいいのですけれどもね。
それは、稀なことです。

(川辺)

うまくいかないと、怒りたい気持ちが私にもあります。
特に、平らなものと円形のもの、つまり板とラップの芯のような二種を頑丈に接着しようとすると、苛立つ!!!

だから、そのことに果敢にも挑戦し成し遂げた尚子さんに感服です。
そんなスーパーママのおかげで闇を通り抜けた和くん!

よかったね! ネジ、面白いね!

(宮里)