和、ロボットになる(1歳0ヶ月)
姉たちが遊んでいた段ボールロボットが、いつのまにか和の頭に被されていました。まだ小さい頭に、大きすぎる段ボール。でも、本人もまんざらでもない表情。
このロボット、「さむがる」のボタンを押すと寒がったり、「おやつをあげる」のボタンを押すとおやつをくれたりします(笑) 近所の男の子と、ボタンを押してはおやつをもらったり、相手が寒がる様子を見て笑い転げたり、そんな姉たちのやりとりを見て、和もなんだかおもしろいみたいで、笑っていました。
赤ちゃんには不似合いな遊び。でも、大きい人たちがする遊びは、その意図はわからなくてもやり取りの様子や笑い合う姿が魅力的に見えるのですね。
(川辺)
段ボールをかぶった和くんは、たしかに、まんざらでもない顔をしている。小さい人は、面白い大きい人のそばで過ごすことで、こんな風にして「面白い」という状態を味わっていくのかもしれない。段ボールは、和くんには大きすぎるから、しっかり支えてもらっているけれど、「おんなじことをした!」という喜びに陰りはない。
それにしても「さむがる」のボタンって、不思議すぎない? どうして、このボタンができたんだろう。
その謎の答えが知りたい。
(宮里)