2017年4月
ちょっとまってね。これよんだら、いくから。
ご飯とか、お風呂とか、お出かけとか、そんなタイミングで声をかけると、和は最近「これ、してからいくからね」と言うようになりました。
それ、しても、来ないこともあるのですが、それでも数分すると、自分で区切りをつけているようです。
今朝は、保育園前に声をかけると「れんしゅうしてからいくからね」と。
姉がピアノを練習していたから、それを真似していた様子。
おもちゃのピアノの前に座り、手裏剣を並べ、ボソボソ喋りながら、ちょっとかしこまって正座して。
明らかに声を潜めているので、残念だけどカメラは自粛。
出発の時間が迫り、ジリジリしつつ待っていたら、「おわったよ。れんしゅうおわった」と言いながら出てきました。
どんな練習だったのかなぁ。
(川辺)
「◯◯をしてから」という言葉は一種の呪文だと思う。今の自分を守る呪文。いやな何かとの出会いを先伸ばしにする呪文。
つまりぐずぐずできる呪文かな。
和くんは全てにおいて見習い中なので、今は新しい呪文の使い方をやってみているのね。本当ではないピアノの練習をして。
さて。
自由を手に入れた大人の私は、優勢順位を自分で決めます。
娘と出かける30分前。原稿をひとつ書き、洗濯物を干し、着替えてゴミを捨てて最後に化粧をする!というプランを言ったら、「せめてゴミ捨てと化粧の順位を取り替えて」と叫ばれた。
自分でプランを立てると、こうなる!
(宮里)