セミナーは桃枝先生の明るい自己紹介から始まりました。講師への親近感がぐっと高まったところで講義はスタートしました。
まずは環境構成についての簡単な導入の後、自身の保育室の物の配置を図に描いていきます。
次に席替えをして、担当する年齢別に分かれてグループワーク開始です。
アイスブレイクで自己紹介をしてから、それぞれが描いた環境構成の紙を見せ合います。
今の保育室の状況と悩みなどを互いに話し始めると、先生方の表情が生き生きとし始めるのが分かりました。
自身の保育室にあるものと無いもの、あったらいいなと思うもの、それぞれのグループでの会話はどんどん広がっていきました。
その後、保育所保育指針のなかで保育環境についてどのように書かれているか丁寧に解説をして頂いた後、なぜ保育者はクリエイターなのか、空間と物が子どもにどんな影響を与えるのか、保育現場の写真や動画を使いながら講義が進みます。
更に、紙の切れ端を使ったワーク・環境図に加筆をするワークなどもあり、実際に手を動かしながら自身の考えを深める時間も多くありました。
受講者交流タイムは、そのまま語り合いの時間となり、園の垣根を越えて先生同士がゆっくりお話をされる姿が終始見られるセミナーとなりました。
今後のセミナーにつきましてはこちらのページにて順次ご案内致します。
https://hoiku-design.co.jp/news/7528