8月8日(火)、保育のデザイン研究所 研修講師養成塾第五回目の研修を実施しました。
テーマは「具体的な研修スキルを磨く②―園内研修のマインドとスキルを踏まえた外部研修講師としてのマインドとスキルを磨く~実習生・新任者の育成という視点から~」
講師として、中村学園大学那須信樹先生にお話し頂きました。
那須先生がこれまで研究され、実践してこられた見解や保育現場との協働作業が多く詰まった内容であり、すぐに取り組んでみたいと思う気持ちが高まりました。
研修講師が心がけたいポイントとして次のようなことがあげられました。
・参加園の背景を考慮しながら対話を重視した交流の場をつくること
・「正解はひとつではないこと」を尊重すること
・園内外の研修の往還性を意識すること
また、養成校と保育現場が繋がることの重要性があげられ、職員と養成校学生との協働実践のお話は、これからの人材育成のあり方を考える貴重な機会となりました。
その他、園の課題や職員の思いを可視化する様式が紹介され、職員と関わりながら共に考えていくことの大切さを実感しました。
何度も登場した那須先生の「じわっと広げていく」のお言葉には現場への配慮と効果的な人材育成への思いが詰まっているように思います。
那須先生の熱意溢れるお話から多くの学びとエネルギーを頂いた時間となりました。
次回は日比谷研修センターでの集合研修になります。次回の報告もお楽しみに。